筑西市で進めて参りました児童福祉施設が、無事に地鎮祭を迎えることとなりスタートとなりました。
中庭を中心に、放射状に広がるプランで、屋根の高さがリズミカルに山なりにレベルが変わっていきます。
初夏頃に完成を迎えてくれるとよいのですが、
俯瞰からみると屋根が強調されてしまいますが、目線で見て頂けると、高さも、ヴォリームも抑えていますので、住宅スケールを守っています。
中庭には、芝が植えられて、それを囲むように下屋があり、面白い形になっております。
児童養護施設の設計は、もちろん初めてとなりますが、考えたことは新しいことは何もありませんでした。
いつも作っている住まいと同じように、設計しました。
施設ではなく、本当に家、ホーム、住まいと子供達に思って貰えるようなもの、
木の家で、できるだけ無垢のものを、キッチンも、ダイニングも、リビングも家と違うものがないように、
施設見学に行くと、やはり管理がしやすく、合理的な設計のものを多く見かけました。
もちろん、管理がしやすいようには設計していますが、それが住まいを邪魔しないようにと考えました。
シンプルに素直に考えて結果の設計ですが、結局少しだけ?大変?変わった建築にはなってしまったようです。
施工者さんには大変ご迷惑をお掛けするとは思いますが、完成までいつものように精進して参ります。
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