茨城県つくば市北条、筑波山の麓の緑豊かな集落に建つ住まいです。
市街化調整区域の広い敷地に、焼杉の外壁と伸びやかな大屋根が特徴の木造2階建てを計画しました。
建物全体に大きな切妻屋根を架け、最も天井の高くとれる頂部の空間を使って2階を内包しています。このおおらかな妻面を正面に据え、深く張り出した下屋と呼応させることで、周辺の風景に対して象徴的でありながら落ち着いた佇まいをつくりました。
下屋の深い軒下には広いウッドデッキを設け、室内と庭をゆるやかにつなぐ半屋外の場所としています。外壁の焼杉は施主が自ら杉板を焼いたもので、杉の縦板張りと張り分けています。内部は無垢の木など自然素材を活かし、屋根の形をそのまま現した吹き抜けとし、1階のリビングと2階の視線が交わることで、家全体がひとつにつながる構成としました。
大屋根の下でウチとソトが連続する空間に光と風を取り込み、素材の経年変化とともに豊かに育っていく建築を目指しています。
- 所在地
- 茨城県つくば市
- 構造規模
- 木造2階建て
- 建築面積
- 106.20㎡(32.08坪)
- 延床面積
- 118.22㎡(35.71坪)
- 竣工年
- 2024
- 分類
- House
- 建築カテゴリ
- 郊外・田園
Data
つくば・焼杉の家house, 2024









