初めてこの敷地を訪れたとき、新京成線といういままで乗ったことのない路線、

駅を降りて、ゴミゴミとした街並みから一転大きな牧草地があらわれて、

牛が迎えてくれた、この近くならいいのにな〜と到着すると、

牧草地の真南側の敷地でした。

頭の中に、北側に横長の窓があるイメージが浮かび、そのまま形に、

杉の押縁張りの外壁に横長のまど、牧草地からの土埃も多いので、

引き違いではなく、滑り出し窓に。

そろそろ足場が取れると、部屋からよい景色が眺められるとワクワクです。

南側の窓も、住宅街の隙間を狙って大きく開けました。

小さくすることも考えましたが、住まい手の好みもあり、気持ちよい光が入ってきそうです。

薪棚のフェンスが並び、南庭は畑になる予定、樹木も植えたいところですが、、、、

1本植えるだけでも違うのですが、再度提案してみよう。

南の窓の光は、大きな吹き抜け空間に漆喰の壁と、杉の天井に反射して奥まで入っていきます。

開口部の設計は、一番難しくて、楽しい所です。

地域、方位、ロケーション、庭、断熱、採光、ダイレクトゲイン、、、、

考えることがいっぱいです。

全然ブログに更新することが出来ずにおりましたが、半年の船橋現場監理通いも終わりそうで、

建物も、そろそろ完成も迎えそうです。

船橋ですが、完成見学会を開催する予定でおります。

開催して、誰か来てくれるのだろうか、、、、、暇なら牧場の牛をゆったり眺めております。

案内ができましたら、また掲載させて頂きます。