「建築とは構造表現である」
最近、設計するときによく考えている師匠の言葉です。
木組みの美しさが、そのまま表現できたらと思うのです。
ですが、構造的に結構な無理をしています。
それをなんとか感じさせずに、むしろそれが力強さに変えられるか

構造的に一番処理するのに考えた架構です。
木材はウッドショックの影響もありましたが、すべて国産材の杉・檜で揃えることができました。

この部分に三角形の窓が入ります。
やはり四寸角の垂木が303ピッチで並ぶと迫力ありますね。

上棟したら勢いに乗って、完成まで一気にと思ったのですが、ここからまた進みません。
外壁の名栗が貼られるのをずっとまっているのですが、いつ出番がくることやらです。
このご時世ですので、色々と上手くいかないこともありますが、
ゆっくりとでも、しっかりと、よいものを作っていくしかありません。