「白河・合掌屋根の家」が上棟を迎えました!
先日地鎮祭をお伝えしたばかり、ブログの更新をサボっていただけです、、、
北から、南の穏やかな山並みに合掌屋根が少しアクセントになるかな、
黒い建物になる予定なので、緑の山並みに馴染むように、

個人的に好きな南側の小さな道からのアプローチ
電線が気になりますが、よい角度で合掌屋根が迎えてくれる感じと、
登り坂の道がそのまま向こうへ抜けていく感じの気持ちよさ

もう少し寄ってみると、こんな感じ
どうしても下から見るとどうしても圧迫感が出てくるのが、
どっしりとした構えではあるが、合掌屋根はそれを随分と緩和してくれたようで一安心です。

西側の玄関と駐車場のアプローチは一転して、低い屋根がお出迎えしてくれます。玄関前にもう少し溜まりみないなものを外構で演出したいところです、、、

白河市は、宇都宮よりも全然涼しい!
昔の家は夏向きに作られ、現在は冬向きに作られている。
夏は設備機器に過度に頼らざるを得ない状況ではあるが、
これだけの猛暑を迎えると一時の事として過ごせなくなるように思える。
建築的な方法によって、設備に過度に頼らない夏の向きの家を作れないものだろうかと考えているが、、、
ここでは、ダクト式の全館空調+全熱交換機の組み合わせを使っている。
それ自体は目新しいことではないが、いつも床下に空調機を設置した時の冬の温風は床下を通じて部屋に上昇してくるのでよかったが、夏は床下に吹き込むと冷気は上がってこないのが問題になる。空調機を小屋裏に設置すると逆の事が起きる。そこで、今回エアラダという環境創機の製品を使って、ダンパーによって切り替える方法ができるものを採用してみた。
私としてはその地域特性に合わせて温熱環境をその都度考えている。高断熱・高気密の流れの中でも、快適な方法を模索し続ける中で、住む環境が、大いなる自然の一部であることに幸せを感じるような空間をと常に思っている。