天気は、快晴で上棟日和となりました。

ご覧の通り、くの字のように折れ曲がっております。

キレイにシンメトリーに曲がっております。

敷地形状に沿った形のためです、、、およそ、、、

棟木より、北側は平天井にして諸室配置され、南側は勾配天井にLDK、和室、アトリエが配置されています。南側の天井の高い空間が、棟に連続する壁を配置することで、空間的な奥行きと繋がりを持たせています。

毎回の設計課題、玄関庇をキレイに跳ね出す方法、、、

玄関庇を玄関扉に掛からない程度に、跳ね出すと、庇が垂れてしまうので、柱が必要になってきますが、当然柱が雨掛かりになます。

檜の柱等を使用しますが、少し耐久性が心配で、柱を守るためにさらに庇を跳ね出します。そこまでするとデザイン的にも大げさになるため、こんな形で納めております。

まだまだ改良の余地がありそうです。

玄関にある杉磨き丸太の足下を、大谷石の束石にしてみました。

きれいに納まりそうです。

化粧梁に直接刻んで頂いた、鴨居の溝加工

こちらは、大工さんに相当苦労を掛けたようでして、材料選定って難しいですね。

梁加工した、鴨居溝と鴨居溝がぶつかる所

今回の大工さんは、相当丁寧な方と分かる部分です。

現場に何やら、細かな計算式がかかれた紙を発見して、覗きこむと、、、、

私共、設計よりも緻密に計算をしている(驚)!

刻むのですから、当然と言えばそうですが、、、今回も、腕のよい大工さんを配して頂いたようです。

リビングからの眺め