益子・招き屋根の家
益子町に伸びやかな屋根のかかった住まいの計画です。
南側ですが、手前の平屋が切妻屋根がかかり、それが北側まで続いています。
二階には、切妻に合わせてだんだんと低くなるへの字の屋根がかかります。
昔から、この屋根をまねかれているような屋根ということで招き屋根と呼んでおります。
私にしては珍しく片流れでは屋根ではなく、南側も大開口ではなく庇をスッとまわしております。
北側が道路側となり、車二台入るガレージがあります。
屋根が低いと圧迫感が少なくなり、招いている感じが少しは出ましたでしょうか。
プランは、Tの字になっています。
吹き抜けのある居室空間が二間(3.64m)でかなり細めです。
それを狭く感じさせないために、南側の無柱の庇です。
眺望が開けていて景色がよいので、この庇はかなり効いてくると思います。