上棟式を略式ながらも行いました。祝詞を工務店の社長に読んで頂きます。

並んでいると、北側の書斎の窓から緑が入ってきます。

緑を眺められるいい場所になりそうです。

さて屋根には、今回は「びおソーラー」を設置しました。

「そよ風」でもなく、「OMソーラー」でもなく、手の物語の「びおソーラー」です。

空気式集熱ソーラーも、選択肢が増えてきましてなによりです。

今回「びおソーラー」を採用した理由は、真南と角度が振れている事と那須特有の風が強い場所であった事によるものです。

真南と敷地がづれている時には、建物を真南に振ってしまう手法もあるのですが、今回は真南が景観がよくないため敷地に合わせました。

風に関しては、難しいところですが、鉄板で温めた空気を、強い風によって熱を奪ってしまうのをガラス式ですと防ぐことができます。

部材がほとんど汎用品にて構成されていて、極めてアナログな方法ですが、それがよい所です。

温度センサーではなく、メタルスイッチを2個搭載しています。

構成品も小さくできていますし、シンプルな作りです。

メンテナンスが発生した場合も、手入れがしやすそうです。

あっという間に設置完了です。

まだ効果のほどはわかりませんが、県北地域(寒冷地、風が強い)においても選択肢が増えた点だけでもメリットが大きいです。

こちらは、入居後も検証していかなければなりませんが、仕組みはほとんど同じなのでどの程度かと特性の把握が必要です。

温熱環境を整えるのは、機械や設備でけではなく、設計と一体的なものであると思っています。