三角形の家、矢板・焼杉の家は二等辺三角形、今回は直角三角形です。
先端の高さをかなり低くしましたので、視線より屋根が低くなっているので、
本当に圧迫感がなく立ち上がりました。
それも、この流れ方は南西側のヴォリームを平家にしたのが良かった。
屋根工事が現場一枚折で大変なのですが、、、

北面からの引きの姿です。
一番高い部分が、隣が三階建のマンションだからもありますが、いいスケール感です。住まいは個人の所有物ではありますが、街並みを形成するものでもあります。思った以上に目立たずに、馴染みそうです。

久しぶりに鉄骨階段を設計しました。
木で設計したら無骨になりすぎてしまい、鉄骨を選択しました。
少しスパンが飛んでいる所は鉄骨柱で、少し力技になりましたが、
これで、手前のダイニングは

先端がピタッと揃うと気持ちいいいですね。
木組みが出来上がってヴォリームが見えてきて、外部の輪郭と、内部空間が想像できるようになって、この三角形の形が違和感なく受け入れられるかを、かなり緻密に計算したつもりでしたが、やはり不安です。
実際の形を体感して悪くなく、むしろ良く、この形が正解はないけど、
この形で良かったと思えることが重要です。