ようやく現場らしく
外壁にはいままであまり使用してきませんでしたが、珍しくレッドシダーを貼ってみました。
レッドシダーはもちろん耐久性が高くてよい木材ですが、最近良質なレッドシダーが少なくなってきました。
下見板張りで、横に流れるようにというイメージで、色のバラツキもなんとか許容範囲に納まりました。
軒天と合わせて、クリア塗装のみで素地に近い状態にしました。
開口部も初めてAPWというYKKのトップグレードを採用しました。
アルミサッシの作り違い、特に内部はゴツく見えるのでそれを見せないようにするのが大変です。
アルミサッシの樹脂化の流れには逆らえないようですが、木製建具は大切にして行きたいです。
屋根もようやく貼り終わりました。
今回は、樋を内樋としましたので、その部分の防水と板金の納まりが結構シビアでして、雨水試験もしましたが、大丈夫でしたので、一安心。
床はナラの幅広厚板を使用しました。
大きな空間なので、このくらいの存在感のあるフロアー材の方が合うかと
私の今までの建築とは、ちょっと違ったテイストの家になりそうで、これはこれで、面白い方向に進むのではないかと思い、新たな発見でもあります。
住まいというのは、本当に施主との出会いによる所が大きいですね。
このような変化を頂いたお施主様に感謝です。変化を恐れるようになってはダメですね。