焼杉を押縁張り
焼杉の外壁は、多いのか少ないのかこの住まいで3回目となります。
いつもは、下見板張りにしていたのですが、今回は押縁張りにしてみようと四苦八苦。
最初は下見板張りで検討したのですが、出隅はいいのだが、入隅部分の納まりが汚くなってしまうこと。
住宅街で焼杉の印象を上手く馴染ませることができないかな〜と考えての事でした。
本実加工のされた材料を、バーナーで薄く焼杉にしたものであれば、それほど難しくないのかもしれませんが、焼杉は、やっぱり実無しの厚板ガッツリ焼いてしまうのが、焼杉の醍醐味です。
ただ、縦張りだと雨が入ってしまいますので、その部分を押縁で塞ぎます。
押縁は、塗装仕上げにしてコントラスとを出す方法も考えましたが、赤身の押縁をバーナー仕上げとしました。
一面貼られると、こんな感じです。
足場が取れるのが楽しみです。住宅街の中に突然現れる焼杉の家、、、あとは、植栽の緑に助けてもらいます。
3月中頃に見学会予定でおります。もう少しでご案内できると思います。
現場が大詰めですが、頑張って頂いております。