地鎮祭を迎えることになりました。今回は、いつもの地鎮祭よりも少し豪華な仕様となっております。

天気にも恵まれまして、地鎮祭が滞りなく行われまして、いつにも増して引き締まる思いです。

敷地には大きな栗の木が2本と小楢が1本ありまして、計画中からも、なんとか残せないかと設計してみましたが、なかなか大きな栗の木でして、すべて伐採する事となりました。

土地の記憶を残せればと思っておりましたが、この土地に、馴染むような新たな樹木と建物を作っていきます。

私の仕事は、街並を変えることも、壊すことも、よくする事も出来ます。

周囲に対して、謙虚に設計すること、残すことには責任を感じます。

この場所は、新幹線から見る事が出来ますし、新幹線が通る所も、貨物列車が動いているのが眺められます。

子供達が、樹木の植わったお庭から、鉄道を眺めることが出来る場所を、新たに作ることが出来る予定です。

栗の木も、現在再利用すべく思いを巡らせております。