喜連川・片流れ屋根の家 HP掲載!
「喜連川・片流れ屋根の家」の竣工写真ができましたのでHPに掲載しました。
是非ご覧ください。
緩やかな片流れが屋根がそのまま伸ばして、、
私の好きな一枚です。
中山大輔建築設計事務所
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「喜連川・片流れ屋根の家」の竣工写真ができましたのでHPに掲載しました。
是非ご覧ください。
緩やかな片流れが屋根がそのまま伸ばして、、
私の好きな一枚です。
「喜連川・片流れ屋根の家」が上棟を迎えました。
向こうには雪化粧をした日光連山が見渡せる贅沢な場所です。
この景色に負けないような、片流れ屋根が特徴です。
作業は順調に行き、午後には屋根垂木を納めていきます。
北側の風景も畑と山です。
キッチンからも北側の風景が眺められます。
ここのところ、屋根の形をシンプルに力強く見せたいと思っております。
日本の建築はやはり屋根の建築で、屋根をどのように見せるのかは
とても悩むことが多いです。
一方で、箱もので屋根の見えない家も増えてきていて、合理的でシンプルなようですが、それはこの地にはあるべきでなく。
自然の中にある建築は、自然に馴染むことも必要ですが、
建築というのは、自然から身を守るというごく人間的な行為であり、
自然に対しての意思表示でもあります。
少し象徴的なかたちですが、抗うわけでも、屈するわけでもなく、
曖昧ですが、そんな感じのものを形にしていくのが良いと。
夏前には完成予定でおります!
また、喜連川通いが楽しみです。
自分の中にパターンのようなものがあるのかと思考を巡らせるが、
姿や形が一見同じように思えても、不思議と出来上がると違ってくる。
住まいはやはり施主との対話の中で生まれてくるもので、そこが空間的に面白いと感じるのかもしれない。
今回は、綺麗な片流れ屋根に開放的な一室空間と、少し閉じたプラベート空間という極めて単純な形に落ち着いた。