新しい木造福祉施設

小さな福祉施設は、木造でつくるのがよいと、そして木造らしく作っていくことを心がけるのですが、
木の構造そのものをもう少し現したいと考えていたものを、ちょっと大胆に現してみました。
ここ一年、インドに行きたいな〜と旅行の計画を立てているのですが、コルビジェのブリーズ・ソレイユのイメージが残っていたのかもしれません、、、

開口側は実は東向きでして、夏の日射を遮りながらも、日中の照度をしっかりと確保できるようにと考えていると、この木の列柱のようなものを一間で構成しています。
軸組の構造と、少し造形的な塊のようなものを表現を狙ったところです。

角度によってかなり印象変わるのですが、軒庇はこれでもか!という位に出しており、
ブリーズソレイユ(日除)のための形と、ブリーズピリュイ(雨避け)のための形が合わさっているのが、
最終的に日本的な形体に収まっているように見えるのが面白くあります。

少し無理やりなアングルですが、玄関から吹き抜けのあるラウンジを抜けて、部屋に辿りつきます。
その通り道に、ソファや机やちょっと家具的な仕掛けをしてあげようとしております。
春頃に着工できるとよいな〜と考えております。
住宅だけでなく、木造施設建築のご依頼お待ちしております、、、