中山大輔建築設計事務所 NakayamaArchitects

トータス下栗の地鎮祭を今日執り行われまして、プロジェクトも晴れてお披露目です。まわりを森で囲まれた少し細長い敷地に、木造が2棟連なる中規模木造施設となります。こちらがエントランス側のファサードで、急勾配の合掌屋根と緩い下屋がぐるっと回っているのが特徴的です。春頃には完成する予定です。

中山大輔建築設計事務所 NakayamaArchitects

屋根は合掌垂木で構成しており、外壁は杉の下見板張り、内部にも栃木県産材の杉、桧をほぼ100%を目指した鹿沼の山との連携をした地産地消の木造施設をできないかと模索しておりましたが、色々な縁を頂きましてここに実現することができます。

中山大輔建築設計事務所 NakayamaArchitects

木は経年変化もしますし、経年劣化もします。
それでも木というのは人間と同じように生きてて、工業的なものにはない魅力で溢れています。
住宅と同じように、施設においてもそれは変わりがなく、
木の豊かさみたいなものが利用者をはじめ多くの方に伝わるような、木造の施設建築を作りたいという思いです。
こちらもまた毎度のように色々な苦労、苦難を乗り越えて、地鎮祭を迎えることができました、色々な方に感謝です。