3月21日、川崎市コンベンションホールで開催された「社会的処方EXPO2026」に参加しました。
このイベントは、医療や福祉の枠を超えて、地域住民や行政、企業など多様な主体が連携し、「社会的処方」を実践するためのアイデアや事例を共有する場です。今回は、中山大輔建築設計事務所として、ピッチ(プレゼンテーション)と模型展示という形で関わらせていただきました。
私はステージに登壇し、「人と木が呼応する空間づくり」というテーマでピッチを行いました。これまで手掛けてきた福祉施設や住宅の事例をもとに、木造建築がもたらす温かみや安らぎが、いかに人々の心身の健康に寄与し、コミュニティの形成を促すかをお話しさせていただきました。

ピッチと並行して、展示スペースでは建築模型を展示しました。今回展示したのは、いままでの作品になりますが、結構事務所に模型を置いておくと場所をとる上に、徐々に劣化してきますので、、、少し化粧直しして展示しました。CGなどが全盛の中、いまだに頑なに模型を作っておりますが、今回はそれが報われました。

最新作の、トータスミドル自治医大は、1/100模型でして、もう少し大きな模型が欲しいのですが、竣工したあとに作るのはかなりモチベーションが必要になりますが、1/30位の模型を時間があったら作ってみようかなと

「建築と福祉」という重要なテーマがひとつ掲げられて、「居場所はデザインできるだろうか」という、私たちに対して非常に本質的な問いをなげかけられました。建築単体では難しいことも多いと思いますが、人が心地よく集い、関係が生まれる「余白」や「温かみ」を空間デザインすることは十分にできるということを、参加者と対話をするなかで、強く実感をしました。
これからも、人と木が呼応する空間づくりを通じて、社会のさまざまなピースを優しく包み込むような建築を目指していきたいと思います。会場でお声がけいただいた皆様、ありがとうございました!